5月21日24:00からの「ニコニコ生激論」にパネラーとして参加いたします。 こんな内容だそうです。『民主主義2.1(夏)〜代議制の拡張可能性について〜』 「民主主義2.0」は、昨年10月に東浩紀が提言して以来、多くの人がその言葉に希望を託し、ネットの一部…
時流に押されて(?)ツイッターを始めました。 …とここでつぶやいても仕方ないのですが。 http://twitter.com/yoshidatoruそういえば、以前ある人がやはりツイッターを始めたものの、何を書いてよいか分らず、「お腹が空いた」とつぶいやいてみたものの、何…
早いものでもう節句を迎えました。年を重ねるほど時間感覚が狂っているような気がしますが。6月19-20日の比較政治学会で次のようなパネルで報告します。 http://wwwsoc.nii.ac.jp/jacp/event/taikai/2010j-pre.html自由企画12 「政党戦略と政党間競合」 趣旨…
ゴールデンウィークで久しぶりにゆっくりした時間を送っています。さて、とはいえ来週6日には英国総選挙。 本来はフランス政治が専門でイギリスについては通り一辺倒のことしか知りませんが、 二大政党制の文脈から分析せよ、との依頼をいただきました。英選…
ご本を頂戴しました。有難うございます。現代日本政治研究と丸山眞男―制度化する政治学の未来のために(2010/03/12)渡部 純商品詳細を見る思想地図〈vol.5〉特集・社会の批評(NHKブックス別巻)(2010/03/25)東 浩紀北田 暁大商品詳細を見る社会保障――セキュリ…
下記のとおり、GCOE基礎理論班による研究会を開催いたします。 クローズド・セッションですので、参加希望の方は必ず事務局までご連絡を下さい。記●日時:4月23日(金) 14:00〜 ●場所 北海道大学 人文・社会科学総合教育研究棟(W棟) ●報告者:青木 昌彦(ス…
私は本来フランス政治とヨーロッパ政治を看板に掲げているわけで、原則的には「仏/英語で書かれたもの」を読み、これを「日本語にする」(俗にいうところの「ヨコのものをタテにする」)という作業がメインなのですが、はからずとも、「日本政治についてフ…
先週木曜日、知人から「朝日新聞の論壇時評にのっていましたね」とのメールをもらって、ポストに新聞を取りに行ってみたら、先の『世界』4月号に掲載されている「民主党政権はなぜ脆弱なのか」が、評者の松原隆一郎氏に紹介されていました(あの顔写真、嫌な…
最近、どうも政治評論(ここには積極的・消極的の2つの意味があります)に力が入ってしまっているのですが、『週刊現代』からもお話を戴いてしまいました。http://online.wgen.jp/ 15日(一部地域は17日)発売の特集にコメントを寄せています。私の住んでい…
先生と初めて会ったのは何時頃だろうか、私が大学院生の修士2年のときだったように記憶している。ゼミにおずおずと行くと、奥の方にしかめっつらをして、言葉少なげに学生に指示をする先生がいた。大学院で何を学んだのですか、と請われれば「TS先生のスタイ…
恒例となりました年度末の日仏政治学者によるワークショップを今年も開催することになりました。 今年のテーマはズバリ「政権交代」です。フランスの代表的なジャパノロジスト二名による報告があります。 どうぞ奮ってご参加下さい。「フランスから見た政権…
「新書大賞2010」で、評論家の宮崎哲弥さんが2010年の新書ベスト5に『二大政党制批判論』を挙げて下さっています。曰く「反省的視点を養うためにも、飯尾さんの本(『日本の統治構造』―註)とセットで今、読まれるべきでしょう」と。過大な褒め言葉かもしれ…
The Universities of Bremen and Göttingen (Dept of Politics) and the University of Oxford (Dept of Politics and International Relations & Institute of European and Comparative Law) invite applications from scholars for a number of two-year …
知の交流スペース「シノドス」で、「デモクラシーを考える―ポスト政権交代の政治学」と題したワンデー・レクチャーを行います。http://synodos.jp/seminar_lectureセミナーでは、「政治学」の核心を「政治的なもの」の概念を通じて確認して、その上で90年代…
Institution: Sciences Po Bordeaux and CNRS Title of Position: Assistant Professor Field : Quantitative political analysis and comparative politics Starting Date: September 1, 2010 Sciences Po Bordeaux (Institut d’Etudes Politiques de Borde…
下記の要領でワークショップを開催する予定です。 気鋭の社会学者、刑法学者、倫理学者をお迎えしての討議です。 ご関心あります方は事務局までご一報の上、奮ってご参加下さい。北海道大学グローバルCOEプログラム「多元分散型統御を目指す新世代法政策学」…
3 multi-year dissertation fellowships Deadline: 1.3.2010The German Historical Institute (GHI) in Washington D.C. offers up to three multi-year dissertation fellowships to outstanding graduate students in a variety of disciplines including …
「政党はデモクラシーの生命線」とは、かつてジグマンド・ノイマンが古典的名著の『政党』で書いた言葉ですが、あんなに粛々として盛り上がりのない「党大会」も珍しいな、と変な意味で感慨に浸ると同時に、ちょっと困ったな、といった感じです。そんな政党…
年をまたがって、色々と頂戴いたしました。ご恵投有難うございます。論文では、 川嶋周一先生から ●「ヨーロッパ連合構想と「新しいヤルタ」―70年代以降の「自立的ヨーロッパ」模索の中の冷戦ビジョン」 日本国際政治学会編『国際政治』第157号 を頂きました…
「世の中のあらゆる事物が二重性をそなえているように、帝国主義とすべての反動派も二重性をそなえており、かれらは本物の虎でもあれば、張子の虎でもある」 毛沢東(1946年)新年明けましておめでとうございます。旧年は大変お世話になりました。試行錯誤を…
WSF2010首都圏(仮称)へ! 実行委員会への参加・賛同のご案内社会運動、労働運動、人権運動、平和運動、環境運動、市民運動、NGO−NPOなど社会的連帯の活動に取り組んでおられるみなさん 私たちは、2010年1月に「WSF2010首都圏」(…
12月09日付けの朝日新聞オピニオン欄「いま、政党は」特集に「選挙至上主義から脱却を」と題されたインタビュー記事が掲載されました。同じ特集として、待鳥聡史先生と「素人の乱」の松本哉さんのインタビューも掲載されていますが、同心円状に重なりながら…
※このフォーラムは、「第4回土曜は我が街コトニセミナー」です。
http://shopping.hokkaido-np.co.jp/store/item/?item_id=4484&store_id=6 http://www.kusumishobou.jp/index.html中島岳志さんがこれまで一生懸命取り組んでこられた「大学カフェ」@くすみ書房のセミナーが一冊の本にまとまりました。 本では新たに、山口…
最近、欧州関連ニュースをにぎわせたのは、スイスでのミナレット(イスラム教寺院の塔)建設の可否をめぐる国民投票(57.5%で禁止案が可決)だったが、もっと地味だが欧州の歴史を感じさせてくれるニュースもあった。11月25日に逝去したのは、セボルガ公国…
今夜、急遽TBSラジオの「アクセス」(月曜版)に電話出演することになりました。https://tbs954.jp/CGI/ac/btt/btt_talk.cgiテーマは: 「自由新党」に「和魂党」…。 政権奪回のために自民党が党名の変更を検討へ。 自民党は党名を変更した方がいいと思いま…
旧聞だがEUの初代「大統領」にヘルマン・ファンロイパイ(Herman Van Rompuy)が就いた。下馬評で名前が取りざたされていた英ブレア元首相を退けて、有力国首脳の支持を取り付けた。日本のメディアでは、日経新聞などを除けば「なぜ無名なベルギーの首相が?…
ファティ・アキン監督の作品は、2004年の「愛より強く」で知っていた。 超えられない壁からきりきりと痛むような男女の感情をビビッドに描いた作品に続く、「そして、私たちは愛に帰る(Auf der Anderen Seite=あちら側)」にも強く魅せられた。そして、私…
『現代用語の基礎知識』2010年度版に新設された巻頭特集に「ポスト政権交代」と題したコラムを執筆しました。 もはや「知恵蔵」も「イミダス」もネット版しか存在しなくなって、類似のデーターベースが無料で提供される中、この種の書籍の役割も変わりつつあ…
「外交フォーラム」12月号に、「ヨーロッパ1Q89――抵抗する記憶」とするエッセイを寄せました。 http://www.toshishuppan.co.jp/gaikou.htmlヨーロッパ政治関連で久々に「柔らかいもの」を書く作業となり、楽しかったです。 やっぱりヨーロッパはいいなぁ…