Online Interview.

「二大政党制批判論」の出版に際して、オンライン・インタビュー2本がアップされました。?. ダイヤモンド・オンライン「若手学者が激論する!−経済学・政治学・社会学のコラボレーションで日本を変える―二大政党制は時代遅れ?「政権交代」の先にあるもの――…

「Penser la crise/危機を考える」

パリ社会科学高等学院が新たに日仏財団を発足したのに伴い、設立記念シンポジウムが開催されます。「パリは遠くになりにけり」、日仏研究の新しい足場として、力強いスタートになるものと思っています。日本側の政治学者としては山口二郎先生がパネリストと…

日仏政治学会 vol.47

第47回日仏政治学会研究会のご案内記日 時:12月12日(土) 午後1時30分〜会 場:神戸大学 鶴甲第1キャンパス(国際文化学研究科・学部)E棟4階E401号室「大会議室」 神戸市灘区鶴甲1−2−1 電話:078−803−7515(国際文化学研究…

新刊出ました、

10月16日に拙著『二大政党制批判論―もうひとつのデモクラシーへ』(光文社新書)が発売になります。 これまで色々と書き散らしたり、話したことなどを一冊にまとめたものです。この本で提起したのは大きく言って、?政党とはどのような組織で、どのようなもの…

歴史解釈―ミッテラン外交とドイツ統一をめぐって

イギリス外務省が1989年のドイツ統一に関わる外交資料を公開した。原則として公文書は、国と種類によって多少のばらつきはあるものの20-30年の間は非公開とするルールが適用されるから、極めて異例のことだ。しかし、歴史を扱う人間にとっては朗報だろう。ht…

バルカン半島の現状、

北海道大学公共政策大学院では、「HOPS国際フェロー」として、学生をクロアチアならびにパリ政治学院春季研修プログラムに派遣をしています。今回は、その報告会のご案内です。プログラムに関心のある方ならず、国際社会情勢に関心のある方々のご参加をお待…

J.ラング、北へ。

サルコジ大統領の懐刀、元社会党大臣のジャック・ラングがすっかり朝鮮半島づいている。 http://yoshidatoru.blog22.fc2.com/blog-entry-193.html 今度は、キューバとの交渉に続いて、北朝鮮担当の大統領特使に任命された。まずは、訪日から日程をスタートさ…

「映画と政治」

10月17-19日に、フランスのトゥールで「映画と政治」についての初めてのフェスティバルが開催されます。 http://www.cinema-politique-tours.fr/le-festival/presentation.html コンペティションもある模様。上映される作品のラインナップも古今東西万弁なく…

【頂きもの】

ちょっとの間に多くの論考を頂戴しました。まずは、論文から。 池本大輔先生から、 ●「イギリス・キャラハン労働党政権と欧州通貨統合」『国際政治』第156号 ほか2篇(「イギリス帝国からヨーロッパ統合へ」書評論文および"On the failure of the European U…

大学カフェ、パート?

昨年、お世話になった「くすみ書房」の大学カフェで、「ポスト政権交代の政治 「閉塞感」はどこから来て、どこへ向かうのか」と題したトークをやります。 http://www.kusumishobou.jp/home.html「政権交代って何か、どこかすっきりしないよね」という「もや…

政権交代アンケート、

「知」のブランド「シノドス」が発行しているメルマガ「アルファ・シノドス」に、田村哲樹さんと私とで分担して執筆させていただいているのですが、今回の第36号に「緊急特集:政権交代は日本に何をもたらすのか?」とのアンケートが発表されました。「緊急…

【宣伝】Tokyo メディアフェスタ2009

TOKYOメディアフェス 2009 http://medifes.net/分科会 徹底討論!独立系メディアがマスメディアを変える私たちは新聞・テレビなどマスメディアが映し出すリアリティに取り巻かれ窒息寸前に追い込まれている。そのマスメディアは「集団過熱取材」「一極…

【宣伝】World Social Forum 2009 in Tokyo.

WSF2010首都圏(仮称)へ!実行委員会への参加・賛同のご案内社会運動、労働運動、人権運動、平和運動、環境運動、市民運動、NGO−NPOなど社会的連帯の活動に取り組んでおられるみなさん 私たちは、2010年1月に「WSF2010首都圏」(…

政治学の本。

ボク自身すっかり失念していたのですが、現在池袋のジュンク堂で9月11日まで「現代社会を読み解く『知』」と題されたフェアが開催されています。 http://www.junkudo.co.jp/newevent/shop-ikebukuro.html#talk-ikebukuroボク自身まだ未見で残念な思いをして…

Are you Gated?

今朝の新聞に挟まれていた広告チラシに、「ゲーテッド・コミュニティ」のマンションの案内が入っていた。何でも「道路とフェンスに囲まれた安心」なのだそうだ。 途上国では、外国人が住むのは当然「ゲーテッド」であるのが大体のデフォルトだが、特段「ゲー…

書評記事、

やや旧聞に属しますが、8月16日付けの日経新聞の読書欄にヘールト・マックの『ヨーロッパの100年』(徳間書店)の書評を寄せています。ヨーロッパの100年(上) 何が起き、何が起きなかったのか(2009/06/23)ヘールト・マック商品詳細を見るヨーロッパの100年(…

「過ぎ去れば」、

拙著『ミッテラン社会党の転換』を、明治大学の川嶋周一さんが書評して下さってます。東京財団 政治外交検証プロジェクト http://www.tkfd.or.jp/research/news.php?id=461各章の内容を的確に紹介してくれており、緻密な内容紹介をしてもらいました。有難う…

メディア・アンビシャス:講演会とシンポジウム

賛同人になっている「メディア・アンビシャス」(安直なネーミングはご容赦)の講演会+シンポジウムが開催されます。 「メディア・アンビシャス」は、特定の報道や番組を会員相互で推薦しあい、表彰することで、「質の良い」メディアへと流れを作っていくこ…

【本】いただきもの

例によって、献本いただきながら、すっかり御礼が遅れてしまっている状況です。古賀光夫さん、岸本由子さんから研究グループ「吉野作造講義録研究会」の ●「吉野作造講義録(1)(2)(3)」『国家学会雑誌』第121巻第9・10号、第122巻第1・2号、第122巻第3…

憲法の「輸出」。

フランスのル・ポワン紙によると、韓国政府が仏の元文化相、ジャック・ラングに憲法改正についての意見を求めて、同国に招待したらしい。李明博大統領との会談と議会演説も予定されている。 http://www.lepoint.fr/actualites-politique/2009-07-13/changeme…

コンビニ弁当「お持ち帰り」。

「コンビニ排除命令 大量廃棄も考え直そう」 http://mainichi.jp/select/opinion/editorial/news/20090623ddm005070162000c.html 大学3年生の頃だったか、1年ほどコンビニでアルバイトをしていた。「おでん」のスープの味加減に精力をつぎ込み、有線放送のチ…

欧州議会選挙@フランス。

もう赤毛じゃない?!6月7日に開票されたEU27加盟国による欧州議会選挙は、全体として中道右派勢力の続伸がトレンドとなった。社民で議席数を伸ばしたのはノルウェーやギリシャなど、僅かな国でしかない。 それ以上に今回の選挙での大きな特徴は、歴史的な低…

歴史と文書。

公文書法案が成立する見通しとのこと。 http://www.47news.jp/CN/200905/CN2009052101000372.html 公文書保全のための法律は福田首相の肝いりで、ずっと続けられてきた。ヨーロッパ政治史を講じる身ではあっても、歴史家としては中途半端な立場で、日本外交…

新刊が出ます。

5月22日発売 「日本を変える『知』」(光文社) http://www.kobunsha.com/shelf/book/isbn/9784334975715 http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4334975712.html芹沢一也・荻上チキ編『日本を変える「知」』の「政治編」に執筆をしています。 執筆陣は飯田泰…

献本御礼、

ちょっとの間に献本を頂きました。 有難うございます。首相の権力―日英比較からみる政権党とのダイナミズム(2009/03)高安 健将商品詳細を見る最近の政治過程論の本では最高水準の研究書ではないでしょうか。本格的な比較政治の書でもあります。この分野での…

黒つつじという名のスマートフォン。

まだかまだかと再発売を待っていたBlackberry@ドコモ。思えば、こんなエントリーをしたのが1年半前。 http://yoshidatoru.blog22.fc2.com/blog-entry-111.html 日本の携帯市場にもやってきた。2008年下期になって早々にiPhoneが発売され、どうしようどうしよ…

外交フォーラム5月号。

先日、北大で細谷雄一編『イギリスとヨーロッパ』の出版記念シンポジウムが開かれました。イギリスとヨーロッパ―孤立と統合の二百年(2009/01/27)細谷 雄一商品詳細を見るその概要が『外交フォーラム』に掲載されています。「フランスの立場から」という視点…

リ=カレント。

今年度始まり、そろそろ学会準備の季節となってきました。日本比較政治学会 6月27日(土)13:30〜15:30 自由企画3「もう一つのヨーロッパ―対抗EU運動の諸相」 司会 網谷龍介(明治学院大学) 報告 吉田徹(北海道大学)「政党政治における欧州統合のインパク…

ロマンスグレーの政治学者。

来週カフェ・ド・フロールで朝デートの約束をしたロマンスグレーの政治学者Pascal Perrineau氏。 行きがかり上、パリ政治学院のCEVIPOF(フランス政治研究センター)の研究者と付き合うことが多いのだが、実はこのCEVIPOFが内紛に見舞われているという。ちら…

「赤本」2009年版。

フランスでは「ミシュランガイド」の100周年記念版が発売中。このブログではこの「赤本」について引き続きしつこく言及していきます(笑)。サルコジ大統領がユネスコの無形世界遺産にすべきだと主張するまでになったこの「フランス料理」。 3月2日付けのル…