再びジャット。
以前、当ブログでも紹介したトニー・ジャット『ヨーロッパ戦後史』(みすず書房、上下)を14日付けの日経新聞の日曜書評欄で紹介する機会に恵まれました。
ヨーロッパ戦後史(下)1971-2005 (2008/08/23) トニー・ジャット 商品詳細を見る |
大好きな本を広く一般に紹介できるのは大変嬉しいことです。
比較的大きめなカラムでの紹介を用意していただいたのですが、それでもジャットの香るようなスタイルを過不足なく伝えるのはとても大変な作業で、短い書評文でそこまでのことはできませんでした。書評にも芸風が求められますね。
書評を目にした人が、一人でも多く実際にジャットの本を手にとってくれることを願うばかりです。小説を読むように、面白い本です。
ちょっと感動的な彼の講演動画はこちらで。
http://www.nyu.edu/about/tony.judt.html