本−戴きもの。

石川敬史先生より『アメリカ連邦政府の思想的基礎―ジョン・アダムズ中央政府論』を頂戴しました。

アメリカ連邦政府の思想的基礎―ジョン・アダムズの中央政府論アメリカ連邦政府の思想的基礎―ジョン・アダムズの中央政府論
(2008/07)
石川 敬史

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18世紀の米第二代大統領アダムズの思想形成とその環境を丁寧に論じていて、ぐいぐい引き込まれていきました。手前味噌かもしれませんが、こういう堅実で骨太の研究を送り出していく北大法学部を誇りに思います。

ついでで恐縮ですが、管理人の論文も。
「フランスと欧州統合過程―『政策の失敗』による統合の推進?」、『聖学院大学総合研究所紀要』2007年第41号、208-233頁。
これまでに問題意識としてきたテーマを、脱植民地化、経済近代化、ドイツ統一の3つのケースを並べて論証したものです。
ちなみにこの号は樋口陽一、田中浩、八十田博人といった豪華執筆メンバー。
今年度はもう1、2本ほど論文が出ますので、関係者の皆様にはまとめてお送りしたく思っています。