本屋さんへようこそ。

札幌で有名な「くすみ書房」という本屋さんがあります。
同僚の中島岳志さんがここで「ソクラテスのカフェ」というイヴェントを連載企画しており、ここでお話をすることになりました。毎回かなりの「豪華ゲスト」が呼ばれているので、「腕」が試されるところです。
題して「政治の何がイケナイのか −政党政治の“本場”ヨーロッパから考える」。
ヨーロッパは遠くになりけり。されどヨーロッパ、ということで、欧州と日本の政党政治を比較して日本政治を「再発見」してみたいと考えています。
http://www.kusumishobou.jp/home.html

話は変わりますが、「ソクラテスのカフェ」の本場はパリにあったりします。

ソクラテスのカフェソクラテスのカフェ
(1996/11)
マルク ソーテ

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97年頃でしょうか、日本でも話題になったころ、バスティーユ広場の脇のカフェでやっているのを覗きに行ったことがあります。その時のゲスト=発話者が誰だったかは記憶にもうありませんが、「市井」の「市民」が抽象的な話題についてこれでもかと、熱く議論していたのは強烈な印象として覚えています。人間は、本とコーヒーと会話のあるところに引き寄せられるのでしょう。
そのような本場の雰囲気と熱意をここ日本でも繰り広げられることができるのでしょうか。