2007年度「HOPS国際フェロー/バルカン・プログラム」

2007年10月/ 北海道大学公共政策大学院(HOPS)

北海道大学公共政策大学院では、グローバル化時代にふさわしい人材を育成すべく、海外における教育やキャリア形成の機会づくりを奨励しています。その一貫として、特定NGO法人「日本救援行動センター(JARC)」がクロアチアで運営する「日本難民センター」(日本政府とUNHCRの共同事業)への研修派遣事業を行います。派遣される学生は「HOPS国際フェロー」として、派遣事業に際して奨学金が付与されます。プログラムの詳細については、追って掲示しますので、参加希望者は下記にしたがって応募して下さい。

■派遣時期:2008年2月上旬〜2月下旬の間の約2週間

■場所:クロアチア共和国「日本難民センター」

■プログラム内容:
1)ボスニア難民、ヴコヴァル国内避難民、セルブ帰還難民との接触、避難の経緯、困窮な生活、将来の希望等についてのヒアリング、クロアチア当局との情報・意見交換、奉仕仕活動、住居者との娯楽、共同炊事、ザグレブ市内見学、各種の文化行事等への参加
2)各国際機関・日本大使館への表敬訪問、意見交換など
3)ザグレブ大学教員・大学生との交流

※希望がある場合はその他ジュネーブ・ウィーンの国連・専門機関への訪問も可能

■主な費用:
成田−ザグレブ往復(約13万円)、クロアチア滞在費(約3万円)、宿泊費10ユーロ/泊(1人当り20万を上限として奨学金を付与)
※治安状況は平穏ですが海外旅行傷害保険に各自入られることを推奨します

■募集定員:2名

■応募資格:下記の全てに該当する者
1)HOPS現役学生およびHOPS進学内定者
2)国際問題・開発援助等に強い関心を持ち、積極性を持つもの
3)英語での十分なオーラル・コミュニケーションが可能であること
4)心身ともに健康であること

なお、下記の付帯条件を満たすことが条件となります。

1)派遣前ブリーフィングに参加し、具体的なプログラム策定を担当教員と協議して行うこと。
2) 研修実施後、内容についてのレポート(リサーチペーパーIA)として提出すること。 
※リサーチペーパーの必須履修科目群については下記参照のこと

■提出書類・期限:
以下の書類を平成19年11月12日(月)までに法学研究科教務担当に提出下さい。
1) 履歴書
2)応募理由書(800字程度)
3) 派遣計画書(滞在先での活動等の計画書、600字程度)

■選考方法:書類選考および面接選考
面接選考は12月上旬の予定です。

■単位認定:
派遣後のレポートをリサーチペーパー(?A)として認定する(対象科目は「国際公共政策学」、「国際経済学」、「グローバル・ガバナンス論」、「現代アジア政治外交論」の4科目)。

■HOPS進学予定者による応募について:
実際の派遣は、原則として入学手続きおよび入学金の支払いを済ませた者とします(2月上旬予定)。奨学金を受け、進学しなかったものについては、奨学金の返済義務を負います。

■備考:
?手続き上の不明点は法学研究科・法学部教務担当に問い合わせて下さい(TEL:011-706-3120、kyomu@juris.hokudai.ac.jp)
?プログラム上の不明点はプログラム責任者の吉田徹准教授に問い合わせて下さい(TEL:011-706-3129、yoshidat@juris.hokudai.ac.jp)