ビブからのお願い。

guide_2.jpg
ミシュラン・ホームページのビブ。

観光立国推進戦略会議がウインザー洞爺で開催されたそうです。
それも東京以外では初めて、というのが意外なのですが、これも早くも洞爺湖サミットの一環なのかもしれません。

それとは関係なく、ミシュランの東京版も来月にいよいよ発売されます。http://www.michelin.co.jp/guide/index.html

ミシュランはタイヤメーカーです。ゆえにその3つ星は、「遠回りしてでも行く価値のある店」というのが正式な定義です。ミシュラン・ガイドブックは20世紀のモータリゼーション文化の遺産なわけです。

日本で、おそらくもっともモータリゼーションが不可欠な地域はどこか?それは北海道なわけです。各地に美しい景色あり、各地に美味しい食事あり。食と車はなかなかにセンシュアルな組み合わせであり、冒険への糸口です。ミシュランの東京版なんぞあっても、意味はない。ザガットがあれば十分。「東京のミシュラン・ガイドがあっても余り意味はない」というのは、ミシュラン社長の言葉です(伝聞ですが)。

むしろミシュランガイドの精神からすれば、北海道こそが赤本に相応しいのではないでしょうか。そうすれば、「1.5流」としか評価されない北海道の食文化の水準も引き上げられることになるかもしれません。

それくらいの提言が盛り込まれていることを期待しています。ねえ、ビヴァンダム君?