タリランド、タレイラン、バカラ。


本当は、とろとろに冷やしたウォットカやジンを飲むために、「背の高い」ショットグラスを探していたのだけど、街を歩いても、ネットで探しても中々ない(イメージ:J・ボンドが『トゥモロー・ネヴァー・ダイズ』のハンブルグのアトランティック・ホテルで使っていたようなやつ←永遠の007ミーハー)。

どうしようかな、と悩んでいてつらつら見ていたら、ひときわ目を引くものが。カタカナでは「タリランド」とあるだけど、仏語ではTaleyrand、お、あの悪名高き美食政治家ではないか。
バカラでは基本的にアルクールとハーモニーにしか目が言ってなかったので、こんなシリーズがあったとは知らなかった(昔のシリーズはステム付きのもだったらしい)。

探していた価格帯よりちょっと高くなってしまうがと考え込むが、ウォッカではなく大好きなピノードシャラントでも飲みながら、タレイランの時代に想いを馳せる道具としては悪くなかろう、とついつい購入してしまったのでありました。