Vogue,Beauty's where you find it
「VOGUE Paris」は、2010年10月に90周年を迎えての特大号。
700ページ、重さ2キロ375グラム(雑誌屋のおじさん曰く)もさることながら、その内容が豪華絢爛。
各メゾンの90周年用特別広告に、ヘルムート・ニュートンからブルース・ウェバーらの別冊写真集が付録。
セグメント云々、あるいは某議員の国会内シューティングで争う日本の女性誌とは格が違うというべきでしょう。
バックナンバーでの著名人の発言集抜粋も面白い。
「7年間も共産党にいて、ダイヤモンドも好き」
(マルグリット・デュラス)
「客は服を買いにその何倍ものお金を払ってプライベートジェットでくる。すなわち本当のラグジュアリー
とは空港で並ばないこと」
(K.ラガーフェルド)
「一番ぞっとするのは、ケチャップの瓶の底を叩く音。皿の上に並べられた何の罪もないフライドポテトに
べとべとしたピュレがかかるなんて」
(A.ヒッチコック)
さすがみなさん、いうことが違います。