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奇妙な縁、

先週木曜日、知人から「朝日新聞の論壇時評にのっていましたね」とのメールをもらって、ポストに新聞を取りに行ってみたら、先の『世界』4月号に掲載されている「民主党政権はなぜ脆弱なのか」が、評者の松原隆一郎氏に紹介されていました(あの顔写真、嫌なのですが自分の顔なので致し方ありません)。

松原先生が論壇時評を担当されるのは、残念ながら今回で最終回ということなのですが、2年前にやはり論壇時評で『論座』での文章を取り上げていただいたのも、杉田敦先生が担当された最後の論壇時評の時のことで、奇妙な縁を感じます。

同僚からは最近「お前が記事を載せた雑誌はことごとく潰れていく」とよからぬ(?)風評を立てられるのですが、こういうところでも、確かに「最後」にご縁があるようで・・・

ちなみに来月からの新たな担当者は東浩紀氏とのことで、紙面拡大ということもあってこれまでの論壇時評とは大きくスタイルが変わることが推測されます。メールをくれた知人曰く「来月から東浩紀ってのは朝日文化グループらしいというべきか何というべきか」とのことですが、朝日新聞は秋から今度はウェッブ上での論壇のプラットフォームを作るとのことで、論壇そのものの形式も大きく変わっていくのでしょう。

「時評」というのは、広辞苑によれば「?その当時の評判、?その時々における批評・評論」とのことですが、「批評・評論」の対象も方法も媒体も多元化している中で、どのように時代とキャッチボールして、潮流を掬い上げ、「論」を形成していくのか、その作業に「最後」が訪れることはないのでしょう。それゆえ、当事者ならずとも頭を悩ますところであることには間違いがないように思えます。

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