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前哨戦の開始。

Le Monde斜読み。


2月をもって、フランスの大統領選は本格的にスタートする。手始めは社会党ロワイヤルの選挙綱領の公表から、だ。

その直前に、世論調査機関TNSソフレスの得票率予想結果第11弾が実施された。最近、メディアが「サルコジ・サイクル」に入ったこともあって、ロワイヤルはじりじりと予想得票率を下げている。ただサルコが中道に寄って来て、結果的に左派陣営の断片化がセゴに不利になっているという構造的要因も大きいように思える。

第一回得票予測
           <2007年1月><2月>
ロワイヤル(社会党):31% → 26%
サルコジー(UMP)  :35% → 32%
バイルー(UDF) : 9% → 13%
ル・ペン(国民戦線): 13% → 12.5%

セゴとサルコの得票予想率の低下は中道バイルーの「躍進」によるものだが、さりとて日本のメディアの一部がいうような「バイルー決選投票に進んでが番狂わせを演じる可能性」はあり得ないシナリオだ。逆に、2002年大統領選の結果の反省から有権者はかつてないほど決選投票を睨んだ「戦略的投票」を行うだろう。

決選投票予測
       <2007年1月><2月>
ロワイヤル:48% → 47%
サルコジー:52% → 53%

いわゆる「無党派層」は2割前後だから、政策のマージンは限られている。白熱するに従って(最近のロワイヤル陣営スパイ疑惑のように)ますます空中戦が繰り広げられることは確かだろう。そんな選挙選に国民は飽き飽きしている、という調査結果も出たばかり。

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