キッシンジャーのW杯予想。

そんな新書ちっくなタイトルだが、泣く子も黙る世紀の知性、H・キッシンジャーが米ニューズウィーク誌にW杯予想を寄せた。

なんでも、彼は1970年のイタリア−ブラジル戦以来、過去7回のW杯の決勝戦を生で観戦したという。おそらくそんじょそこらのスポーツ記者以上の経験だろう。唯一見逃したのが1986年なのだそうだ(多分日米欧のトライラテル委員会で忙しかったのだろう・・・可哀相に)。

うぅーん、チェスじゃ確かにベタだし、戦略家ならアメリカン・フットボールというのもあるだろうけど、やはりヨーロッパ出身者ならサッカー、というのも頷ける。
でもなー、あのウッディ・アレンみたいな顔してカウチでビール飲みながらプラズマテレビで観戦しているのだろうか・・・やっぱり想像がつかない。

そんなキッシンジャーの2006年のジュール・リメの獲得国として有力視しているのがブラジル、アルゼンチン、イタリアの三カ国。さて、7月9日にキッシンジャーの予想は当たるか−世界情勢を占うよりも難しいことは確かなのではないか。