続−ドイツ総選挙。

連立交渉は予想通り難航するとのこと、特に10月2日のドレスデン補欠選挙(何でも当選者が死亡したらしい!←訂正:当選者ではなく、候補者)の結果を見てからでないと当事者たちも動けないだろう。

連立政権交渉−政治学でいえば、日本にも世界的な分析者が存在するポートフォリオアロケーションモデルの出番だ。それも今回は、2党とも議席がほぼ互角という、まさに教科書に出てきそうな仮定のもとでの交渉となる。このモデルの強みのひとつは多元的な政策追求を加味した上でどのような連立が形成されるかの「予測性」にあると記憶しているけれども、このモデル上でどのような予測が導かれることになるのだろうか。
ちなみに、理論的には7つの組み合わせが存在するが、実際には3党連立(CDU-FDP-緑、SPD-FDP-緑)はあり得ない、と報道されている。理論通りに現実は動いてくれることになるか。