雑記だけ。

訂正します、

偶然、こんなコラムがあったことを知りました。 2008年04月11日付け「熊本日日新聞朝刊」のコラムです(著作権法上、全文は掲載せず)。 (別に「天声人語風メーカー」で作ったわけではなく)。▼北大公共政策大学院の吉田徹准教授が「食の格差化も進む」と指…

誕生日おめでとう。

欧州政治の学術ジャーナル、West European Politicsが2008年(第31号)で30周年を迎えた。 GoetzとMair、G.Smithによる巻頭記念論文では、この雑誌が目指したのは「もっとコンヴェンショナルでケース志向的な大国と小国をカバーできる比較政治」だったとされ…

寄稿文、

北海道新聞(4月16日付夕)にやや長文の論考を寄稿しています。 タイトルは、「混乱は民主主義のコスト」。 ほぼ同趣旨のものを「論座」6月号(5/1発売)にも書いています。

Synodus,Praxis.

「ホラーハウス」等で現代社会に警鐘を鳴らし続けている芹沢一也さんが運営するフォーラム、「シノドス」にコラムを寄稿しました。 http://kazuyaserizawa.com/synodos/mm/report/index.html荻上氏が喧伝されていたように、大変充実したメルマガになっている…

FRA-LU-BRU-PAR

ミッションを携えて欧州へ。古都ブルージュ、恋人たちの湖。運河の街。欧州議会 ルクセンブルグ、小さな首都。欧州理事会"Sacrosanctum Concilium"、意味深げなCIへ。小さな人形たちが踊っている。「Mort Subite 突然死」というカフェ。もうすぐ天国へ。誰が…

本屋さんへようこそ。

札幌で有名な「くすみ書房」という本屋さんがあります。 同僚の中島岳志さんがここで「ソクラテスのカフェ」というイヴェントを連載企画しており、ここでお話をすることになりました。毎回かなりの「豪華ゲスト」が呼ばれているので、「腕」が試されるところ…

「宣伝会議」だけに・・・

PRパースンの愛読誌といわれる「宣伝会議」が出している「PRIR」という雑誌で、ネット選挙の特集をするというので、2007年のフランス大統領選挙について寄稿しました。その他の国としては、日本、韓国、アメリカが専門家によって分析されています。 マスメデ…

2008年は?

昨年に引き続き「週刊ダイヤモンド」の新年合併号に「欧州政治」の項目を執筆しています。昨年予想したEU憲法論議は今月正式の調印された「基本条約」へと落ち着いたわけですが、EU改革の議論が一段落したところで、08年は対外的なプレゼンスが重視される年…

こんなところでインターンはいかが?

Fondation Jean Jaurès:Offre de stages rémunérés La Fondation Jean-Jaurès (Paris 9e) recherche pour son centre d’archives des étudiant–e-s pour des stages conventionnés d’une durée de deux ou trois mois. Ces stages peuvent notamment permett…

<大連立>って何だっけ。

19日付けの毎日新聞の文化欄「現在を読む」に「40年前の事例と日本政治の貧弱」と題されたコラムが掲載されています。内容は先の小沢一郎・民主党代表と福田首相による「大連立騒動」について、60年代末の西ドイツでのブラントSPD党首による「もうひとつの大…

ろんてん?

日本航空は、まだMD81を使ってる事実に驚愕。欧州国内線では10年前くらいまではみましたけど、日本でお目にかかるとは。狭いし古いし、ですが、どこか流行のミッドセンチュリーな感じまであって、新しいJALのパッケージとの不整合が楽しかったです。話は変わ…

すわ離婚か。

© L'Est Républicain - 13/10/2007 - Droits de reproduction et de diffusion réservés以下は、セシリア・サルコジ離婚の第一報を伝えた『レスト・レピュビリカン』紙の記事の抄訳です。タイトル:「エリゼ宮(大統領府)のサルコジ夫婦の離婚公表を予定」…

ビブからのお願い。

ミシュラン・ホームページのビブ。観光立国推進戦略会議がウインザー洞爺で開催されたそうです。 それも東京以外では初めて、というのが意外なのですが、これも早くも洞爺湖サミットの一環なのかもしれません。それとは関係なく、ミシュランの東京版も来月に…

<お知らせ>コラムの開始。

山崎ディスティラリー? 山崎ディスティラリー? 神戸空港 来月発売号から月刊『論座』の巻頭コラム「潮流」での連載が始まります。「正論」も「世界」も単なる同人誌になってしまった中で、『論座』の健闘が光っています。そんな雑誌の部分を与えられることは…

<掲示>エリートは国を滅ぼす?

研究室に思い切ってハーマンミラーのアーロンチェアを導入しました。 以前、先輩研究者の自宅にお邪魔した際に、書斎に二台どーんと置いてあるのをみて(奥様も研究者)、「これはそれだけの価値がある」という言葉を聴いて印象に残ってました。その後とても…

My kind of・・・

こんな自己分析サイトを教えてもらいました。 なかなか洒落てます。http://dna.imagini.net/friends/ちなみに私は"Easy Rider"型とのこと(←映画のイメージだと思いますが)。 http://friends.imagini.net/@684830-2f4a悪くないかもしれません。Born to be W…

豊かな地方。

来る6月26日にイル・ド・フランス地方投資セミナーで司会をやることになりました。 http://j-net21.smrj.go.jp/headline/event/031990.shtml 政治学者がなんで?という感じもあるのですが、他方で今年の研究テーマのひとつで同僚の山崎幹根先生と一緒にやら…

坊主憎ければ…

てえへんだてへんだ、おいらの年金が消えたど! …ということで、年金問題が再燃した。日本社会で常に組織的に問題を引き起こすのは革新の源である「周辺」ではなく、いつも「中央の周辺」なのはなぜなのだろうか。そうであっても、今回の出来事の中で、年金…

<お知らせ>新聞記事。

5月7日付け朝日新聞(朝刊)の「<ワイド>私の視点」欄に 「少子化対策−『仏モデル』直輸入は疑問」 と題された拙論が掲載されました。以前このブログでも書いたことですが、誰しもがおかしいと 感じつつ、なぜ「バカの壁」が残ったままなのか。専門は政治…

援助貴族は貧困に巣食う。

夕張「応援映画祭」が開催された。 「応援」するなら、もっと良い映画があるだろうに、という突っ込みは ともかく、映画好きとしては喜ばしい。春が来れば、プロ野球も相撲もやってくる。 市民団体も行ったし、会社もずいぶんやってきた。最近、地方開発系関…

柳沢発言が負うべき責め。

女性を「生む機械」、家庭は「子供二人が健全」と発言した柳沢厚労相への批判が高まっている。従来から女性の結婚や出産をめぐる言説は、政策的意味と個人の人生観とが絡み合うため解きほぐすのが困難で、混迷の度合いを増している。こうした中、言及され始…

大統領選に向けて。

1月17日に、サルコジが正式に与党UMPから候補者として選出されました。日本国内での報道と異なって、そのネオ・リベラリズム色は薄くなっています。在仏日本人向けフリーペーパーの「フランス雑波」に来る4-5月のフランス大統領選についての一文を寄せたので…

ペコちゃんぺこり。

「大手菓子メーカー「不二家」(本社・東京)の埼玉工場で消費期限が切れた牛乳を使ったシュークリーム約1万6000個を製造・出荷していた問題で、同社が持つ全国5工場に対して、所在する自治体が立ち入り検査をしていることが12日、わかった」(1月12日付朝…

<宣伝>3年後の世界。

クリスマスに発売される「週刊ダイアモンド」に再度書いています。今回の御題は「2007-10年の欧州の政治動向予測」です。さて、水晶でも取り出すか、それとも数十万払って細木和子を訪れるか、と慄いたのは言うまでもありませんが、基本的な英独仏の政治情勢…

57歳のビリー。

無事、ビリー・ジョエルのコンサートに行くことができた。御年57歳、ボクのイメージの中にあった豊かな黒髪は後退して、 お腹もお尻でっぷりだったけれど、あの憂いを称えて凝視している 眼は健在だった。そして日ハムのキャップをかぶって、ステージを右に…

宣伝。

11/6日発売の週刊ダイアモンドに「海外メディア総点検:安保・政治経済・皇室・文化 日本はどう報じられている?」という特集で共著記事を書いております。 http://dw.diamond.ne.jp/number/061111/index.html 個人としては来年の仏大統領選のための「先行投資…

「不思議な交差点」Up.

今回は、最近夢中になっているジャック・ドリオという政治家についてです。 http://www.ksm.fr/Tさんへ。これが我が家のミミです。 M先生へ。これも研究の一貫です(念のため)。

ル・モンド・ディプロ編集長来日。

関係各位 2006年8月28日 ご案内 このたび国際平和研究所(PRIME)は、フランス・ルモンドディプロマチーク紙の総編集長のイニャシオ・ラモネ氏をお迎えし、講演会および交流集会を開催することとなりました。 同氏は、冷戦期後の経済のグローバル化現象の…

猫を生かすも殺すも。

↑我が家の王子サマ。君の人生はボクのもの。地獄への道は善意で敷き詰められている、とは良く言ったものだ。 作家の坂東眞砂子の日経でのエッセイが波紋を呼んでいるのだそうだ。 日本という国では「戦後民主主義」のヒューマニズムとカマトト文化が奇妙な混…

更新。

久々に更新しました。 http://www.ksm.fr/