研究のこと。

<政治的エクゼクティヴ>、出ました。

政治的エグゼクティヴの比較研究 (比較政治叢書 4) (比較政治叢書 4)(2008/10/10)伊藤 光利鹿毛 利枝子商品詳細を見る数年前から神戸大の伊藤光利さんを中心に組織されてきた研究会のメンバーを中心として、『政治的エクゼクティヴの比較研究』(早稲田大学…

「リーダーシップの比較政治学」

日本比較政治学会編『リーダーシップの比較政治学』(早稲田大学出版部)が発刊されました。 年報では「『選択操作的リーダーシップ』の系譜−ミッテランとサッチャー」なる論文を投稿しています。「選択操作(heresthetic)」とは、もともと米政治学者のW.ラ…

戴きもの、

執筆者の方々から頂戴しました。国境を超える政策実験・EU (政治空間の変容と政策革新 2)(2008/09)平島 健司商品詳細を見る改めてEU×政策モノは難しいと思いつつ、どの論文も枠組みがしっかりしていて、すんなり頭に入れることができました。英国とオランダ…

刊行します、

私の博士論文をもとにした『ミッテラン社会党政権の転換』が、11月に法政大学出版局から刊行されることが正式に決まりました。現在は、印刷に向けて最終的な詰めをしている最中です。 記事はこちらで。http://book.asahi.com/news/TKY200810210235.html 「あ…

本−戴きもの。

石川敬史先生より『アメリカ連邦政府の思想的基礎―ジョン・アダムズの中央政府論』を頂戴しました。アメリカ連邦政府の思想的基礎―ジョン・アダムズの中央政府論(2008/07)石川 敬史商品詳細を見る18世紀の米第二代大統領アダムズの思想形成とその環境を丁寧…

『グローバル化時代の政治学』

標記の本を、執筆者の中田晋自・鈴木一人両先生より頂きました。有難うございます。 こういう「カッティング・エッジ」な研究書の蓄積が、何か大きなものを生んでいくことになるのではないかと、最近感じています。 グローバル化時代の政治学(2008/04)不明商…

Post-doctoral fellowship@Berlin

Post-doctoral fellowship The transformative power of EuropeAdvertisement for (post-)doctoral fellowships / Research College "TheTransformative Power of Europe"Pending final approval by the German Research Foundation (DFG), a Research Colle…

Synodosにてセミナー、

社会学者・芹沢一也さんが主宰されている「シノドス」で、セミナーを行います。 題して「ニッポンの民主主義」です。 「カフェ」の雰囲気とのこと、美味しいコーヒーと美味しいお話が出れば何よりです。 http://kazuyaserizawa.com/synodos/seminar/index.ht…

学会報告。

今年度の日本政治学会の研究大会で以下のような報告を行います。 http://wwwsoc.nii.ac.jp/jpsa2/event/index_2008.htmlA4.分割政府の比較政治司会者:竹中治堅(政策研究大学院大学) 報告者:待鳥聡史(京都大学) 「分割政府の比較経済学:事例としてのア…

MA in Science and Security.

The King's Centre for Science and Security Studies, Department of War Studies, King's College London is pleased to offer studentships for the MA in Science and Security and the MA in Non-Proliferation and International Security for full-ti…

短くも長く、つらくも楽しく、

ブログに書くことでもないのですが、先日正式に博士号を取得しました(博士(学術)「フランス社会党の政策転換−リーダーシップを介した社会主義から欧州統合へ」)。所属・提出先が旧教養大学院であるので、「がくじゅつ・はかせ」ということになるのですが…

1957-2007、

2007年−50年=1957年。 ヨーロッパでは、ひとつの歴史的転換点となるローマ条約がこの年に調印されました。 東京大学・駒場キャンパスにあるDESK(ドイツヨーロッパ研究センター)で関連するイヴェントが企画されます。ドイツと欧州統合 川村陶子(成蹊大学…

<本>

最近、同業者の方から本や論文を頂くことが多くなりました。 ようやく「共同体の一員」になったのだなぁ、と感慨深く感じます。 本来ならば「お返し」をすべきなのですが、中々そういうわけもいかず、心苦しくもあります。そこで、「心ばかり」なのですが、t…

日本財団アジア・フェローシップ募集、

日本財団アジア・フェローシップ(APIフェローシップ)担当嘱託職員募集<1>条件 1.雇用期間:2008年1月から1年(更新可。可能な限り早い時期から) 2.望ましい人物像:大卒以上。35歳以上、少なくとも5〜10年程度の社会経験のある人。他に、以下のよう…

学会のこと、

政治学会での報告が終わりました。 当日にペーパーが売り切れてしまったようで(ちゃんと所定部数送ったのです!)、関係者にはご迷惑をおかけしました。ご所望の方は送付申し上げますので、その旨ご連絡をいただければと思います。 来年にまたお目にかかり…

<掲示>EUI フェローシップ案内。

Open call for applications for Jean Monnet and Max Weber Fellowships 2008-9 Closing date: 25 October 2007 Informations: http://www.eui.eu/Servac/Postdoctoral/Max Weber Fellowships The new Max Weber Fellowships are aimed towards junior post…

欧州統合の<神話化>

今日はパリ祭です。 恒例のシャンゼリゼでのパレードは、EU加盟国27カ国の軍隊を迎えて行われました。65年前には、ヒトラーを乗せたメルセデス・ベンツがやはりシャンゼリゼを下ったのですから、シャンゼリゼ通りというのは歴史的なモニュメントであるとすら…

<お知らせ>学会報告、

10月6日−8日に開催される日本政治学会で報告をします。 http://wwwsoc.nii.ac.jp/jpsa2/event/index.html 外語大の渡邉啓貴先生の企画のもとで、2007年のフランス大統領選を分析・回顧します。「2007年フランス大統領選挙の考察」 司会:土倉莞爾(関西大学…

<掲示>国関/歴史学フェロー@フィレンツェ

Fellowship in History and international relations Istituto italiano di Scienze Umane , Palazzo Strozzi - Firenze (Italy)NOTE that the eligibility will be based on oral and written examination in English or French or Italian or German or Sp…

<お知らせ>研究会レジメ。

北大法学研究会の「北大法学研究会」と「政治研究会」共催の研究会にて報告した内容のレジメをアップします(PDF-352KB)。 http://www.juris.hokudai.ac.jp/~yoshidat/hokuhoukai.pdf「民主主義に対する不安」を抱えるフランス政治社会論と2007年の大統領選…

<お知らせ>学会報告。

日本比較政治学会(於同志社大学、6/23-24) http://wwwsoc.nii.ac.jp/jacp/event/taikai/2007j-pre.html■自由企画5 「英仏左翼政権と欧州通貨統合」 趣旨:英キャラハン政権と仏モーロワ政権が欧州通貨制度に対してとった政策を比較することにより、左派政…

安保問題フェロー募集@Zurich

The Center for Security Studies at ETH Zurich is seeking, immediately or by arrangement,a Research Fellow (80-100%) in the area of Strategy and Doctrine.Responsibilities In the research area of strategy and doctrine, you will be responsibl…

大統領サルコジの誕生。

↑はフランスの名物政治風刺番組、「ニュースの面白い奴等(Guignols de l'Info)」のサルコジ。日本でも政治風刺番組を作って欲しいものです。そのキャラと顔が受けたのか、あるいは没落していく国が二重写しになったのか、先のフランス大統領戦は日本でも結…

第一回投票結果は何を意味する?

まだまだ雪景色のオロフレ峠22日にフランス大統領選第一回投票が行われ、大方の予想通りサルコジ対ロワイヤルが決選投票に進むことになった。第一回投票の主なトレンドを以下に記してみたい。 ?高い投票率=低い棄権率 今回の投票率は84.6%、棄権率は16.2%…

<論文>どうにか。

以前ほどの余裕はありませんが、一年に一本は「それ相応」のものを活字にしなければ、という(おそらく長くは続かなさそうな)モットーから、滑り込みで書評論文を書きました。「書評:ドイツ統一とフランス外交−欧州統合はなぜ進んだのか」 『北大法学論集…

comment made at 7th GSBR workshop.

2月16日、独トリア市議会議員(緑の党選出)のSigrun Priemer氏を迎えて北海道大学大学院法学研究科「研究推進ボード(GSRB)」によるワークショップが開催されました。 以下は吉田によるコメント部分の抜粋。Thank you Naomi, I briefly introduce myself; …

<掲示>独マインツ・欧州史フェローシップ。

The Institute of European History awards fellowships for a research stay in Mainz from July 2007.The Institute promotes research on the historical foundations of Europe – comparative or transnational resp. transcultural projects dealing wi…

社会の記憶は何処へ。

ブリティッシュ・ライブラリーが予算削減のために危機に瀕している、という報道が流れた。 年間予算(約1億ポンド)の7%が削減されることにより、開館時間の大幅短縮や利用料の引上げや各種サービス・メニューの廃止を検討しているという。アーカイブの新規…

ブレーメン大学PhDフェロー。

The Graduate School of Social Sciences (GSSS) at the University of Bremen invites applications to its 3-year Ph.D. program from October 1, 2007to September 30, 2010.The GSSS is part of an international network of graduate education and is …

<掲示>ポツダムでの夏期限定フェロー。

Deadline: 04.01.2007The Zentrum fuer Zeithistorische Forschung (ZZF) in Potsdam, Germany, is pleased to invite applications for up to three Summer Fellowships in 2007 to study German and European History after 1945. These two-month fellows…